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※当記事は、4月15日時点の情報をもとに執筆しています。ご了承ください。

めぐろにみらいのたねをまく♪

目黒区政に挑戦中の後谷ちほです。

いよいよ選挙の期日が近づいてまいりましたね。私としてもドキドキの毎日です。そんななか、私が住んでいる「目黒区」は、とある理由から、全国的な注目をあびるのではないか?と想像しています。

政治家女子48党の大津あやかさんの存在

「とある理由」というのは、国政政党である「政治家女子48党(旧・NHK党)」の党首となった大津あやかさんの存在です。※党首という肩書きについては、現在は係争中のようです。

30歳という若さで、国政のトップとなりました。たいへんフレッシュなご年齢であり、若い世代を応援したい私としても、とてもワクワクしたことを覚えています。

豊富な人生経験が1つの資質として求められる「政治家」という仕事ですが、若い方がどんどん参入することは、素直に喜ばしいことですね。

大津あやかさんは、先日、神奈川知事選挙にも立候補しておられました。

いち地方自治体の新人が全国的な知名度をもつというのは、たいへん珍しいことでもあります。

ところが、、残念ながら現在は、少々ネガティブな話題も散見されているようです。

党首の肩書きや、金銭をめぐった党内トラブルも発生しているようですが、こちらは不正確な情報が多々あるため、言及はいたしません。

それはそれとして。

「自分はどのような政治家でありたいのだろう?」と、考えさせられる出来事だったので、告示日を控えたいま、自分なりに考えたことを書いてみたいと思います。

違反ではないけれど…

大津さんは、神奈川知事選挙に立候補する際に、「自分の政党を宣伝するために出馬した」と、自ら発言しておられました。

https://www.asahi.com/articles/ASR3J640HR3JULOB00J.html

「神奈川県を、神奈川県民の方々の生活をもっとよくしたい」ではないのでしょうか?

そういう気持ちがなかったわけではないでしょう。それでも、それが最初の一声ではないのだな、と。

また、このようにも発言しておられました。

「神奈川知事選は宣伝が目的です。目黒区議選には受かりにいきます」と。

https://twitter.com/ayaka_otsu/status/1634906060678123521?s=20

発言だけならばまだよいのですが、実際に、神奈川県知事候補の立場で許可された選挙運動を、あろうことか目黒区内で実施しておられたようです。(たとえ目黒区でも、神奈川県の暮らしをよくするための訴えならばよいと思います。効率は良くないでしょうが…)

https://twitter.com/ayaka_otsu/status/1639638458603048960?s=20

厳密にいえば、ただちに公職選挙法の違反というわけではありません。

当選するための選挙運動を、該当エリア外で行うことも合法です。たとえば目黒駅は、いかにも目黒区に属していそうですが、実際は品川区なのです。でも、私を含めて、目黒区政に関わる多くの方々が、駅前で活動をしていらっしゃいますね。この決めごとは、「神奈川県」と「目黒区」という離れたエリア同士においても例外ではなく、一応は許可の範囲内なのです。

しかしながら、大津さんが、その手にもっているパンフレットには「汚職区議への果たし状!!」との文言が。「区議」ですから、目黒区のことをさしているのでしょう。神奈川県民のみなさまに向けたメッセージが、本当に書かれていたのでしょうか。

「脱法」という言葉が、頭をよぎりました。

前後のやりとりを見ると、党員の方から勧められたようですが、たとえ違法でなくとも、本当に有権者の方々のことを思った行動なのだろうか、と思ってしまったのが正直な感想でした。(いくら党首とはいえ経験はどうしても浅くなりますから、大津さん自身の思いではなかった可能性もあります。それでも、一人の政治家として責任を持たなければならないことに変わりはありませんが…)

選挙というものは、立候補表明の前から大勢が決まりがちですから、結果的に売名にのみ寄与することもあるでしょう。しかし、最初から公約も掲げずに立候補するのだとしたら、国民の気持ちは置いてきぼりになってしまうのではないでしょうか。

繰り返しとなりますが、批判をメインにしたいわけではありません。今いちど、私はどのような政治家でありたいのか? という問いについて、とても考えさせられたのです。

後谷ちほは、こんな政治家でありたい

改めて、自分なりに考えたことを書いてみたいと思います。

1点目は、『法を守ってさえいればいいと考えるのではなく、誰の利益のための法なのかを考えぬく政治家でありたい』ということです。

今回の一件で、公職選挙法ってなんだろう?と、とても考えました。公職選挙法は、候補者同士が平等に選挙を行うための法律ですが、最終的には有権者の利益のために存在しています。「脱法」という言葉は、法律の範囲内であるけれど、法律が目指す目的に近づかないことをさすと思います。

法律は、人々の利益追求のためにある。

私としては、この思いをずっと持ち続けたいと、改めて心に誓いました。

2点目は、『常に地域の方々の思いを代弁する政治家でありたい』ということです。

「無所属議員」というのがあります。クリーンなイメージをお持ちの方も多いかと思います。組織票がない=区民全体の利益のために行動してくれる ということが理由のようです。私は「市民をつなぐ党」という政治団体に所属しておりますが、聞いたことのある方は少ないのではないでしょうか。規模としても、まだまだ小さく、区民のみなさま1人ひとりのご支援なしには立ちゆかないのが現状です。

選挙のことだけを考えるならば、たいへん不安定な立場ではありますが、だからこそ、一切脇目も振らずに、区民のみなさまの生活を第一に考えることができる。自分の理想とする政治家像にもっとも近いあり方だと思っています。

(「選挙カー」というものがありますが、拡声器を使ってご自宅の近くへ伺うこともしておりません。)

3点目は、『あらゆる人と最後まで合意形成を目指す政治家でありたい』ということです。

万人に受け入れられる施策というものは存在しません。後述する、私が掲げる政策においてもそれは例外ではありません。(どちらかといえば、少数派であるとも思っています^^;)

議会の場では、主義主張の異なる区議が協力しなくてはならず、自身の意見が通らないこともあります。その際に、最後には、区民のみなさまの利益はなにか?と考えぬく、良識のある存在でありたいと思いました。

以上です。

みなさん、選挙に行きましょう♪

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